在宅勤務に最適な間取りとは?1K〜2LDKの使い方ガイド

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2人の子供を育てながら在宅でパート勤務をしている主婦です。上の子が小学2年生、下の子が年長さん。毎日のバタバタ具合といったら、もう言葉では表現できないレベルです。朝は子供たちを送り出して、日中は在宅で事務の仕事をして、夕方になったら学童と保育園にお迎え。その合間に洗濯、掃除、夕飯の準備...。「自分の時間」なんて概念、この数年間忘れていました。そんな私が声を大にして言いたいのは、「間取りは本当に大事」ということです。

うちは1年前に引っ越しをして、今は2LDKのマンションに住んでいます。その前は1LDKでした。たった1部屋の違いなんですけど、生活の質がびっくりするくらい変わりました。以前は、リビングの片隅にノートパソコンを置いて仕事をしていたのですが、子供のおもちゃは散らかってるし、テレビのリモコンはいつの間にか行方不明になってるし、仕事中に下の子が「ママ見て〜」と何度も話しかけてくるし...。正直、仕事に集中できる環境ではありませんでした。

リモートワークが定着した今、「仕事に集中できる空間」は物件選びの重要なポイントになっています。でも、子育て世帯にとっては「子供のスペース」も「収納」も必要で、限られた予算の中で何を優先すべきか悩ましいですよね。今回は、私の実体験を踏まえながら、間取り別の在宅勤務の工夫と、リモートワークに適した間取りの選び方を解説していきます。

1. 在宅勤務で「間取り」が重要な理由

独身の頃は「間取りなんてどうでもいい、住めればOK」くらいに思っていました。でも、子供ができて、さらに在宅勤務をするようになってから、間取りの重要性を痛感するようになりました。なぜ間取りがリモートワークの質を左右するのか?主な理由を挙げてみます。

  • オンオフの切り替え:仕事スペースと生活スペースが分かれていると、メリハリがつきます。これは子育て中のママにとっては切実な問題で、「ここは仕事の場所」と決まっていないと、いつまでも家事モードが抜けないんですよね。
  • 集中力の維持:視界にベッドやテレビがあると気が散る...というのは独身でもそうですが、子供のおもちゃやお菓子の袋が視界に入ると、「あ、片付けなきゃ」「あ、あれ捨てなきゃ」と別のことが気になって仕事どころではなくなります。
  • Web会議の背景:生活感が映らないスペースが必要です。以前、Zoom会議中に背景に子供の汚れた靴下が映り込んでいたことがあって、後から気づいて恥ずかしくて死にそうでした。バーチャル背景を使えばいいんですけど、なんか不自然になるんですよね。
  • 家族への配慮、家族からの配慮:会議中の声や姿を気にせず働けること、そして家族も「ママは仕事中」とわかりやすいこと。部屋が分かれていれば「この部屋に入ったらママは仕事中」というルールを作りやすいです。

1LDKに住んでいた頃、私はダイニングテーブルで仕事をしていました。食事をする場所と仕事をする場所が同じなので、お昼ごはんの時間になるとノートパソコンを一旦どかして、食べ終わったらまた広げて...という作業を毎日繰り返していました。しかも、ダイニングチェアって長時間座るのには向いていないんですよね。腰は痛くなるし、肩は凝るし。最初は「まあこんなもんか」と思っていたのですが、引っ越して専用のワークスペースを持ったら、あの頃の自分に「それは仕事じゃない、修行だ」と言ってあげたくなりました。できれば専用のデスクを置けるスペースを確保することをおすすめします。

2. 間取り別:在宅勤務の工夫

それでは、間取り別に在宅勤務の工夫を見ていきましょう。子育て世帯目線でのコメントも入れていきますね。

1K(25㎡前後)

難易度:高(子育て世帯には現実的ではない)

1Kは居室が1つだけのため、仕事スペースと生活スペースを分けるのが難しい間取りです。正直なところ、お子さんがいる家庭で1Kに住むことはほぼないと思いますが、一人暮らしで在宅勤務をされる方のために書いておきますね。

工夫のポイント:

  • 窓際にコンパクトデスクを配置(自然光が入ると気分が明るくなります)
  • ベッドの配置を工夫し、Web会議の背景に映らないようにする
  • パーテーションやカーテンで仕切りを作る(視覚的に「仕事エリア」を作る)
  • 折りたたみデスクで使わない時は収納(ただし出し入れが面倒で結局出しっぱなしになりがち)

1DK(30〜35㎡)

難易度:中(単身〜夫婦向け)

ダイニングキッチン(DK)と居室が分かれているため、1Kよりは空間を分けやすい間取りです。私も独身時代は1DKに住んでいました。当時は在宅勤務なんてしていなかったので気づきませんでしたが、DKが4畳くらいだと、正直デスクを置くのは厳しいです。

工夫のポイント:

  • DKを仕事スペースにして、居室は寝室専用に(ただしDKで料理の匂いがする中で仕事するのは気が散る)
  • 逆に、居室の一角にデスクを置いてDKは食事専用に(こちらの方がおすすめ)
  • DKが5畳以上あればデスクを置く余裕がありそう

1LDK(40〜50㎡)

難易度:低(一人暮らしにおすすめ/子育て世帯には狭い)

リビングダイニングキッチン(LDK)と居室が分かれているため、一人暮らしで在宅勤務するなら最もバランスの良い間取りです。ただし、子供がいる家庭だと...正直きついです。うちも1LDK時代は、子供のおもちゃと私の仕事道具と家族の荷物がごちゃ混ぜになっていて、常にカオス状態でした。

おすすめの使い方(一人暮らしの場合):

  • 居室を寝室にして、LDKの一角にワークスペースを設置
  • または、居室を仕事部屋にしてLDKは生活空間として使う
  • 仕事と生活の空間を完全に分けられるのがメリット
  • Web会議でも生活感が映りにくい

※子育て世帯で1LDKに住む場合は、LDKの広さが重要です。LDKが12畳以上あれば、なんとかワークスペースを確保できるかもしれません。

2LDK(50〜70㎡)

難易度:低(子育て世帯におすすめ!)

2つの居室があるため、1部屋を完全な書斎として使える理想的な間取りです。うちは今この間取りで、小さいほうの部屋(4.5畳)を私のワークスペースにしています。もう一つの部屋(6畳)は子供部屋です。引っ越して本当によかった...と毎日思っています。

おすすめの使い方:

  • 1部屋を書斎・仕事部屋に、1部屋を寝室に(または子供部屋に)
  • ドアを閉めれば完全に仕事モードに切り替えられる。子供に「ママは仕事中」と視覚的に伝わる
  • 会議中に子供が乱入してきても、ドアを閉めておけばとりあえず映り込みは防げる
  • 書類やモニターを出しっぱなしにできる(これがめちゃくちゃ便利!毎回片付けなくていい!)

子育てママの本音

2LDKでも、両方の部屋を子供部屋と寝室にしてしまうと、結局LDKで仕事することになります。在宅勤務が週に数日あるなら、思い切って小さい方の部屋をワークスペースにすることをおすすめします。子供には申し訳ないけど、ママのメンタルヘルスのためです。

3. 広さ(㎡)と間取りの関係

同じ「1LDK」でも、広さによって使い勝手は大きく変わります。これ、物件探しをしていて最初に驚いたことでした。「1LDK」という表記だけ見て内見に行ったら、35㎡しかなくて「え、狭い...」となったことがあります。一方で、別の物件は50㎡の1LDKで「これ、2LDKくらいの感覚じゃない?」と思ったり。間取りの「文字」だけで判断せず、必ず㎡数も確認してください。

間取り広さの目安在宅勤務向き子育て世帯向き
1K20〜28㎡×
1DK28〜35㎡×
1LDK35〜50㎡
2LDK50〜70㎡◎◎
3LDK70〜90㎡◎◎◎◎

この表を見ると、子育て世帯で在宅勤務をするなら2LDK以上がベストということがわかります。3LDKあれば、子供部屋、寝室、ワークスペースとすべてを独立させられます。ただ、3LDKは家賃も高いですし、都心だとなかなか見つかりません。現実的には2LDKで、どうやって部屋を使い分けるかを工夫することになると思います。

ポイント

在宅勤務重視で一人暮らしなら、1LDK(40㎡以上)がコスパの良い選択肢です。子育て世帯なら2LDK(55㎡以上)を目安に。LDKが狭いと結局ストレスが溜まるので、LDKは10畳以上を確保したいところです。

4. ワークスペース確保のチェックポイント

物件を内見する際、以下のポイントをチェックしてみてください。私が内見のときに実際に確認したことをまとめました。不動産屋さんに「仕事用のスペースを作りたいんです」と伝えると、親身になって相談に乗ってくれることが多いです。

内見時のチェックリスト

  • デスク(幅100cm程度)が置けるスペースはあるか?:実際にメジャーを持っていって測りました。「だいたいこれくらいかな」という目測は当てになりません。
  • 窓際にデスクを置けるか?:自然光が入る位置で仕事ができると、気分が全然違います。ただし、直射日光が当たるとモニターが見えにくくなるので、光の向きも確認。
  • コンセントの位置は?:PC、モニター、スマホ充電器、デスクライト...意外とコンセントが必要です。延長コードを使えばいいんですけど、あまりにも遠いと見た目が悪いし、子供が引っ掛けて転ぶリスクもあります。
  • Web会議で背景に何が映るか?:デスクに座った状態で、後ろに何が映るかを想像してみてください。壁があると理想的。窓を背にすると逆光で顔が暗くなります。
  • エアコンの風が直接当たらないか?:夏場はいいんですけど、冬の暖房の風が直接当たる位置だと、肌が乾燥して大変です。
  • ドアを閉められるか?:子供がいる場合、ドアを閉めて「仕事中」をアピールできるかどうかは重要です。引き戸だと隙間から覗かれます...。

デスク配置の目安

  • 一般的なデスク:幅100〜120cm × 奥行50〜60cm
  • コンパクトデスク:幅80〜90cm × 奥行40〜50cm
  • チェアを引くスペース:奥行50cm程度必要
  • 合計で約1畳(1.6㎡)のスペースがあれば設置可能

うちのワークスペースは4.5畳の部屋ですが、デスク、本棚、プリンター台を置いてもまだ余裕があります。4.5畳あれば十分です。

5. 子育てママが在宅勤務をする際の間取りの工夫

私が実際にやっている、子育てと在宅勤務を両立するための間取りの工夫をご紹介します。完璧じゃないですけど、参考になれば嬉しいです。

子育てママのワークスペース工夫

  • ドアにサインを作る:100均で買った小さなホワイトボードを部屋のドアに貼り付けて、「仕事中」「入っていいよ」を切り替えられるようにしています。子供にも視覚的にわかりやすい。
  • ワークスペースからリビングが見える配置:完全に閉じこもると子供の様子がわからないので、ドアを開けておけばリビングが見える位置にデスクを置いています。会議中はドアを閉めますが、それ以外はオープンに。
  • おもちゃ収納との距離:子供のおもちゃはワークスペースの反対側(リビングの端)に集めています。おもちゃが近くにあると「ママ、これ取って」が頻発するので。
  • ヘッドセットを常備:子供が騒いでいても、ヘッドセットをつければ会議の声は聞こえます。マイクもノイズキャンセリング機能付きのものを選んでいます。
  • 緊急時用のiPad:どうしても会議中に子供が騒ぎ始めたら、iPadでYouTube Kids...という最終手段。毎回は使いたくないですが、背に腹は代えられません。

正直、子供が小さいうちは、完璧な環境を求めるのは難しいです。「まあなんとかなっている」というレベルを目指すのが現実的かもしれません。でも、間取りを工夫するだけで、その「なんとかなっている」レベルが上がります。1LDKで在宅勤務していた頃と今を比べると、ストレスの度合いが全然違います。

6. クラベトコ賃貸で間取りと通勤時間を比較しよう

「2LDKで通勤45分の物件」と「1LDKで通勤20分の物件」、どちらが自分に合っているか?間取りだけでなく、通勤時間や家賃も含めて総合的に比較することが大切です。子育て世帯の場合、保育園や学校へのアクセスも重要な要素になりますよね。

私が引っ越しを検討していたとき、SUUMOで気になる物件をお気に入りに入れまくって、エクセルで比較表を作って...という作業をしていました。「A物件は広いけど駅から遠い」「B物件は駅近だけど2LDKで家賃が高い」「C物件は家賃は安いけど築年数が古い」...。頭の中がぐちゃぐちゃになって、何が正解かわからなくなったんですよね。

クラベトコ賃貸でできること

  • 物件URLを貼るだけで情報を自動取得(手入力しなくていいのがありがたい)
  • 間取り・広さ・家賃を一覧で比較できる
  • 目的地(会社、保育園など)までの通勤時間も自動計算
  • 複数の目的地を設定できる(会社だけでなく保育園も設定可能)

物件比較って、本当に時間がかかるんですよね。子供の世話をしながら物件探しをするのは大変なので、少しでも楽できるツールは積極的に使っていきたいものです。

まとめ:子育て×在宅勤務なら2LDK以上がおすすめ

  • 1.1K:一人暮らしでも工夫が必要。子育て世帯には現実的ではない
  • 2.1DK:空間を分けやすいが、子育て世帯には狭い
  • 3.1LDK:一人暮らし×在宅勤務のベストバランス。子育て世帯にはギリギリ
  • 4.2LDK:子育て世帯におすすめ。ワークスペースを独立させられる
  • 5.3LDK:子供部屋、寝室、ワークスペースをすべて独立させられる理想形
  • 6.内見時はデスクが置けるスペースドアの有無を確認

リモートワーク中心の生活なら、間取りへの投資は生産性への投資であり、メンタルヘルスへの投資でもあります。特に子育て中は、「自分だけの空間」を持てるかどうかで、日々のストレス度合いが全然違ってきます。私はワークスペースを持てるようになってから、仕事の効率も上がったし、子供に対するイライラも減りました(ゼロにはなりませんけどね...)。

無理のない範囲で、仕事に集中できる空間を確保してみてください。子育てしながら働くママさん、応援しています!

35歳・2児のママの体験談

1LDKから2LDKに引っ越して、小さい方の部屋をワークスペースにしました。最初は「子供部屋にした方がいいかな」と迷ったのですが、子供たちはまだ小さいのでLDKで遊ぶことが多く、結局子供部屋は使わなかったと思います。それよりも、ドアを閉めて仕事に集中できる環境を手に入れたことで、仕事の効率が格段に上がりました。会議中に「ママ〜」と乱入されることもなくなったし、書類を出しっぱなしにしておいても子供に触られない。毎月の家賃は上がりましたが、それ以上の価値があったと思っています。

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