賃貸のネット回線事情|光回線・VDSL・モバイルの違いと選び方【ゲーマー必見】

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突然だけど、オンラインゲーマーにとってインターネット回線の速度と安定性は、もはや生命線と言っても過言じゃない。正直なところ、家賃より回線を優先したいくらいだ。FPSで撃ち合いの最中にラグが発生して一方的にやられた時の絶望感、格ゲーでコマンド入力したのに技が出なくてボコられた時の虚無感、MMOのレイドで自分だけ動けなくなって「回線落ち?」ってチャットで煽られた時の恥ずかしさ。これらを経験したことがある人なら、僕の言っていることが痛いほどわかるはずだ。

実は僕自身、前に住んでいた物件でこの回線問題に苦しめられた経験がある。物件情報には「インターネット対応」と書いてあったし、内見の時も特に気にしなかった。でも実際に住み始めてゲームを起動した瞬間、悪夢が始まった。ping値は常時80ms以上、夜のゴールデンタイムには100msを超えることも珍しくない。当然、対戦ゲームでは勝てるわけがない。相手の画面では僕はカクカク動いているワープマンだし、こっちの画面では敵が瞬間移動してくる。結局、その物件には1年も住まずに引っ越しを決意した。今思えば、あの時にちゃんと回線のことを調べておけばよかったと心底後悔している。

だからこそ、これから引っ越しを考えているゲーマーの皆さんには、僕と同じ失敗をしてほしくない。今回は、賃貸物件のネット回線事情と、物件選び時のチェックポイントを、実体験を交えながら徹底的に解説していく。この記事を読めば、回線で後悔しない物件選びができるようになるはずだ。

1. マンションのネット回線は3種類ある

まず最初に知っておいてほしいのが、マンションで利用できるインターネット回線には主に3つの種類があるということだ。この違いを理解しているかどうかで、物件選びの成功率が大きく変わってくる。僕が前の物件で失敗したのも、まさにこの知識がなかったからだ。当時の僕は「光回線対応って書いてあるから速いんでしょ?」くらいの認識しかなかった。甘かった。本当に甘かった。

種類最大速度実測の目安評価
光配線方式1Gbps〜10Gbps100〜500Mbps
VDSL方式100Mbps30〜70Mbps
LAN配線方式100Mbps〜1Gbps50〜200Mbps

光配線方式(おすすめ)

建物の共用部から各部屋まで光ファイバーケーブルで接続する方式。ゲーマーなら絶対にこれを選ぶべき。いや、選ばなければならない。僕は今の物件でこの光配線方式を使っているけど、世界が変わった。ping値は常時10ms前後で安定、ダウンロード速度も夜でも300Mbps以上出る。大型アップデートがあっても数十GBのファイルが30分もかからずダウンロードできる。これが普通の生活だったんだと、前の物件での苦労を思い出すと泣けてくる。

  • 最大1Gbps〜10Gbpsの高速通信が可能で、ゲームのダウンロードやアップデートも爆速
  • 複数デバイスを接続しても安定するから、配信しながらゲームしても余裕
  • ping値が低く安定するので、FPSや格ゲーなど反応速度が求められるゲームに最適
  • 10Gbps対応の物件なら、将来的な8K配信や次世代ゲームにも対応可能

VDSL方式(要注意)

建物の共用部までは光ファイバー、そこから各部屋までは電話線(メタル回線)で接続する方式。これが僕を苦しめた元凶だ。一見すると「光回線」なのに、実態は電話線を通しているから速度が出ない。しかも電話線は電気的なノイズの影響を受けやすいから、安定性も低い。夜のゴールデンタイムになると、マンションの住人が一斉にネットを使い始めるから、速度がガタ落ちする。僕が前に住んでいた物件がまさにこれだった。

  • 最大100Mbpsで速度が遅い。実測だと30〜70Mbps程度しか出ないことも多い
  • 築年数が古いマンションに多く、設備更新がされていない場合が多い
  • 夜間の混雑時は速度が低下しやすく、ping値も不安定になりがち
  • オンラインゲームでラグが発生しやすく、FPSや格ゲーは厳しい
  • ゲーム配信やビデオ通話をしながらのプレイはほぼ不可能

VDSLの落とし穴【これだけは覚えて】

ここが一番重要なポイントだから、赤字で強調しておく。「光回線対応」「光ファイバー完備」と書いてあっても、VDSL方式の場合がかなり多い。物件情報だけでは絶対に判断できない。僕も前の物件は「光回線完備」と書いてあったから安心していたのに、実際はVDSLだった。不動産会社に「回線方式は何ですか?」と具体的に聞かないとわからない。というか、不動産会社の担当者すら理解していないことも多い。その場合は「光コンセントはありますか?」と聞こう。光コンセントがあれば光配線方式、なければVDSLの可能性が高い。

もう一度言う。「光回線対応」の文字を信じるな。必ず具体的な回線方式を確認しよう。

2. オンラインゲームに必要な回線速度の目安

よく「オンラインゲームに必要な回線速度は?」という質問を見かけるけど、実はこれ、ちょっと的外れな質問なんだ。もちろん回線速度も大事だけど、ゲーマーにとって本当に重要なのはping値(レイテンシ)安定性だ。極端な話、回線速度が50Mbpsでもping値が10msで安定していれば、ほとんどのオンラインゲームは快適にプレイできる。逆に、回線速度が500Mbpsあってもping値が100msでバラつきがあれば、FPSや格ゲーはまともにプレイできない。

ping値というのは、自分のPCやゲーム機からサーバーまでデータが往復するのにかかる時間のことだ。単位はms(ミリ秒)で、小さければ小さいほど良い。FPSで言えば、ping値10msの人とping値100msの人が撃ち合いをしたら、同じタイミングでトリガーを引いても、10msの人の弾が先に当たる。90msの差、つまり0.09秒の差だけど、この差が勝敗を分ける。格ゲーならなおさらだ。フレーム単位の駆け引きをしているのに、6フレーム近い遅延があったら話にならない。

用途推奨ping値VDSL光配線
カジュアルゲーム・ソシャゲ100ms以下
MMO・協力ゲーム50ms以下
FPS・TPS(Apex、VALORANT等)20ms以下×
格闘ゲーム(スト6、鉄拳等)15ms以下×
ゲーム配信(Twitch、YouTube等)上り50Mbps以上×

この表を見てもらえばわかるように、カジュアルゲームやMMOならVDSLでもなんとかなる場合がある。でも、FPSや格ゲーをガチでやりたいなら、VDSLは論外だ。僕が前の物件で苦しんだのもこれが理由。当時はVALORANTにハマっていたんだけど、ping値が80ms以上ある状態で撃ち合いをしても、相手からすれば僕は的でしかない。「なんでこいつ撃ってこないんだ?」と思われていただろう。こっちは撃ってるつもりなのに、画面上では銃を構えたまま棒立ちしているように見えていたはずだ。

ゲーマーのための回線選びポイント

オンラインゲームを本気でやりたいなら、ping値20ms以下を目標にしよう。これを実現するには、光配線方式の物件を選ぶのが大前提。さらに、プロバイダ選びも重要で、IPoE(IPv6)接続に対応しているプロバイダを選ぶと、夜間の混雑時でもping値が安定しやすい。僕は今、NURO光を使っているけど、夜でもping値10ms前後で安定している。家賃が少し高くても、回線が良い物件を選んだ価値があった。

ちなみに、配信もやりたいという人は上り速度も重要だ。1080p60fpsで配信するなら最低でも上り10Mbps、4K配信なら50Mbps以上欲しい。VDSLは上り速度も遅いから、配信者を目指すなら絶対に光配線方式を選ぼう。

3. 「インターネット無料」物件の落とし穴

物件情報を見ていると「インターネット無料」という文字をよく見かける。毎月の通信費が浮くわけだから、一見するとお得に見える。全国賃貸住宅新聞の調査でも「インターネット無料」は10年連続で人気設備1位らしい。でも、ゲーマーにとってはこの「インターネット無料」が地雷になることが多い。僕の友人もこれに引っかかって後悔していた。

インターネット無料物件の注意点【ゲーマー視点】

  • 回線速度が遅いことが多い:マンション全体で1本の回線を共有するから、住人が多いほど遅くなる。100世帯で1Gbpsを共有していたら、単純計算で1世帯あたり10Mbpsしか使えない
  • プロバイダを選べない:物件が契約しているプロバイダを使うしかないから、ゲームに強いプロバイダを選べない。IPoE非対応のプロバイダだと夜間は地獄
  • 夜間の混雑がひどい:仕事から帰ってきた住人が一斉にネットを使い始める19時〜23時は、速度がガタ落ちする。まさにゲームしたい時間帯にこれは辛い
  • ping値が不安定:共有回線だから、他の住人の使い方によってping値が大きく変動する。さっきまで20msだったのに急に100msになるとか普通にある
  • サポートが不十分:回線トラブルが起きても、物件の管理会社経由でないと対応してもらえないことが多い。「週明けに業者に連絡します」とか言われて数日放置されることも

僕の友人の話をすると、彼は「インターネット無料」の物件に住んでいて、夜になるとping値が200msを超えることもあったらしい。もはやオンラインゲームをプレイできるレベルじゃない。結局、自分で別の光回線を契約しようとしたけど、物件の規約で「インターネット無料を利用する場合、個別の回線契約は不可」となっていて諦めたそうだ。今は5Gホームルーターを使ってなんとか凌いでいるけど、それでも安定しないと嘆いていた。

正直なところ、ゲーマーにとって「インターネット無料」の価値はほぼゼロだと思っている。月3,000〜5,000円の回線費用がかかっても、自分で光配線方式の回線を契約した方が100倍快適だ。「インターネット無料」で浮いた5,000円のために、毎日ストレスを感じながらゲームするくらいなら、その5,000円は必要経費だと割り切った方がいい。家賃より回線。これが僕のモットーだ。

4. 物件選び時のネット回線チェックポイント

ここからは、実際に物件を探す時のチェックポイントを紹介する。僕が前の物件で失敗した経験と、今の物件を選ぶ時に徹底的に調べた経験を元に、ゲーマーが絶対に確認すべきことをまとめた。面倒くさいと思うかもしれないけど、この確認を怠ると僕みたいに後悔することになる。引っ越し費用だって馬鹿にならないんだから、最初から良い物件を選ぼう。

不動産会社に確認すべきこと

  • 回線方式は何か?(光配線/VDSL/LAN)→ 「光回線対応ですか?」ではなく「光配線方式ですか?」と具体的に聞く。担当者が答えられない場合は、管理会社に確認してもらおう
  • 最大速度は何Gbpsか?(1Gbps以上がおすすめ、できれば10Gbps対応)→ 2Gbps対応ならNURO光が引ける可能性が高い
  • 個別に光回線を引けるか?(VDSLの場合の代替手段)→ 物件によっては個別回線の引き込みがNGの場合もあるから、事前に確認必須
  • インターネット無料の場合、回線の実測速度とping値は?→ 担当者が答えられなくても、聞くことで「この人は回線を重視している」と伝わる
  • 同じ物件に住んでいる人からの回線に関するクレームはあるか?→ 正直に答えてくれるかはわからないけど、聞いてみる価値はある

内見時にチェックすること【重要】

  • 光コンセントの有無:壁に「光」「光コンセント」「ONU」などと書かれた四角い差込口があれば光配線方式。これが一番確実な判断方法だ
  • LANジャックの有無:RJ45のジャック(普通のLANケーブルを挿す穴)があるかどうか。これがあればLAN配線方式の可能性がある
  • モジュラージャック:電話線のジャック(RJ11)のみの場合はVDSLの可能性が高い。これしかなかったら要注意
  • MDF室の場所:できれば共用部のMDF室(主配線盤室)も見せてもらって、光ファイバーが引き込まれているか確認したい。ここまでやる人は少ないけど、本気で回線を重視するならやる価値あり

僕が今の物件を決めた時は、内見で真っ先に壁の光コンセントを確認した。不動産会社の担当者に「すみません、この壁にある四角いやつ、光コンセントですよね?」と聞いたら、ちょっと驚かれた顔をされたけど、「はい、光配線ですね」と確認が取れて安心した。その後、帰宅してからNURO光の提供エリア検索で住所を入力して、2Gbpsプランが契約可能なことも確認した。ここまでやって初めて「この物件なら大丈夫」と確信できた。

VDSLの物件しかない場合の対策

とはいえ、予算や立地の都合で、どうしてもVDSLの物件しか選べないという状況もあるだろう。その場合の対策も紹介しておく。完璧な解決策ではないけど、少しでも状況を改善する方法はある。

  • 5Gホームルーター:工事不要で高速(月5,000円程度)。ドコモのhome 5GやWiMAXの5Gプランなど。5Gエリア内なら実測100Mbps以上出ることもあるし、ping値も20〜40ms程度で安定する場合がある。ただし、電波状況に左右されるから、契約前に必ずエリア確認とトライアル利用をしよう
  • ポケットWi-Fi:外でも使えるのがメリット(速度は安定しない)。自宅でのゲーム用としてはあまりおすすめできないけど、外出先でもゲームしたい人には選択肢になる
  • 近くのネットカフェ・ゲーミングカフェ:大事なランクマッチや大会の時だけ利用するという手もある。僕も前の物件に住んでいた時は、重要な試合の時だけネットカフェに行っていた。出費は増えるけど、回線のせいで負けるよりはマシ
  • 有線LAN接続を徹底:Wi-Fiは絶対に使わない。VDSLでも有線なら多少はマシになる。LANケーブルはCat6a以上のものを使おう

5. 築年数との関係

物件を探していると、築年数と回線方式にはある程度の相関関係があることに気づく。一般的に、築年数が古いマンションほどVDSL方式が多い傾向がある。これは、建物が建設された時代のインターネット事情が影響しているからだ。光ファイバーが一般家庭に普及し始めたのは2000年代に入ってからで、それ以前に建てられたマンションには、そもそも光ファイバーを通すための配管が設計されていないことが多い。

  • 築20年以上:VDSLが多い。建設時に光配線が存在しなかった時代のため、電話線を流用するVDSLになりがち。ゲーマーにとっては要警戒物件
  • 築10〜20年:VDSLか光配線が混在。この年代の物件は当たり外れが大きいから、必ず回線方式を確認しよう
  • 築10年以内:光配線が多い。2015年以降に建てられた物件なら、ほとんどが光配線方式になっている
  • 新築・築浅:ほぼ光配線で、最近は10Gbps対応の物件も増えてきている。予算が許すなら、新築・築浅を狙うのが回線的には安全

ただし、築年数だけで判断するのは危険だ。古いマンションでも、大規模修繕で設備更新されて光配線になっているケースもあれば、比較的新しいマンションでもコスト削減のためにVDSLを採用しているケースもある。僕の前の物件は築12年だったけどVDSLだった。逆に、友人が住んでいる築25年のマンションは、数年前に設備更新されて光配線になっていた。だから、築年数はあくまで参考程度にして、必ず具体的な回線方式を確認しよう。

ちなみに、物件検索サイトで「築年数:10年以内」でフィルタリングすると、光配線方式の物件に当たる確率が格段に上がる。まずは築年数で絞り込んでから、気になる物件について個別に回線方式を確認するのが効率的だと思う。

6. クラベトコ賃貸で物件を比較しよう

ここまで回線の話をしてきたけど、もちろん物件選びは回線だけで決めるわけにはいかない。通勤時間、家賃、広さ、駅からの距離など、考慮すべき要素はたくさんある。僕も今の物件を選ぶ時は、「回線が良い物件」を条件にしつつ、他の要素も総合的に比較した。特に通勤時間は重要で、どんなに回線が良くても、毎日の通勤に2時間かかるような物件では、帰宅してからゲームする時間が減ってしまう。

クラベトコ賃貸でできること

  • SUUMOなどの物件URLを貼るだけで情報を自動取得。いちいち手動で情報をまとめる必要がない
  • 通勤時間・家賃・広さ・築年数を一覧で比較。複数の物件を並べて、どれが自分に合っているか一目でわかる
  • 複数の候補物件を並べて検討できるから、「回線が良い物件」を条件にしつつ、他の要素で最終判断ができる

物件探しの流れとしては、まずクラベトコ賃貸で候補物件を比較して、通勤時間や家賃のバランスが良い物件を絞り込む。その後、絞り込んだ物件について個別に回線方式を確認する。この順番が効率的だと思う。いきなり「光配線方式の物件」だけを探そうとしても、そういう条件で検索できるサイトはほとんどないからね。

まとめ:ゲーマーは「光配線方式」を死守せよ

最後に、この記事のポイントをまとめておく。オンラインゲーマーにとって、回線は本当に重要だ。家賃より回線、これは冗談じゃなくて本気で言っている。僕は前の物件で回線に苦しめられて、結局1年も住まずに引っ越した。引っ越し費用、新しい物件の初期費用、違約金...合計で数十万円の出費になった。最初から回線のことをちゃんと調べていれば、この出費は避けられた。

  • 1.マンションの回線方式は光配線・VDSL・LANの3種類。ゲーマーなら光配線一択
  • 2.FPSや格ゲーにはping値20ms以下が必要。回線速度より安定性が重要
  • 3.VDSLはゲーマーにとって地雷。「光回線対応」の文字を信じるな
  • 4.「インターネット無料」は共有回線で遅いことが多い。価値はほぼゼロ
  • 5.不動産会社に回線方式を必ず確認。内見では光コンセントをチェック
  • 6.築10年以内の物件は光配線の確率が高い。まずは築年数で絞り込もう

物件を決める前に、必ず回線方式を確認しよう。光コンセントがあるか、VDSLじゃないか、個別に回線を契約できるか。この確認を怠ると、僕みたいに後悔することになる。ゲームは娯楽だけど、その娯楽を最大限楽しむためには、環境づくりが大切だ。良い回線があってこそ、良いゲーム体験がある。

家賃より回線。この言葉を胸に、快適なゲーミングライフを送れる物件を見つけてほしい。

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